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皆さんこんにちは!
有限会社ネットワークサービス、更新担当の中西です。
~やりがい~
清掃は「汚れを取る作業」ではなく、衛生・快適・安全を再現性高く維持する運用設計です。
現場の一手が、顧客満足・労働生産性・ブランド価値まで波及します。
エビデンスのある品質:写真台帳、ATPふき取り、チェックリストで見える化。
オンデマンド運用:人流・トイレセンサー等で**“使われた分だけ清掃”**へ。
衛生と安全の両立:洗剤の適正希釈/PPE/滑り事故ゼロ。
分野特化のSOP:医療・食品・ホテル・製造・オフィスで手順・洗剤・ゾーニングを差別化。
ロボ×人の協働:自動床洗浄機・ロボ掃除機が面積対応、人は端部・段差・仕上げ。
ESG/コスト最適化:濃縮ケミカル・再生資材・節水ノズルでLCAと原価を同時に改善。
クレーム未然防止:臭気・水跳ね・音の定点チェックと即応動線。
人材の定着と育成:多国籍チーム運営、言語・ピクトSOPで品質のバラつきを抑える。
Before/Afterがすぐ見える
床の光沢、臭気の消失、ガラスの透明感——達成が視覚と数値で返ってくる。
“誰かの一日を良くする”即効性
きれいなトイレ、静かなロビー、滑らない床。快適の土台を支えている実感。
仕組みづくりの面白さ
動線・時間帯・資機材配置でムダゼロを設計できる“運用工学”の手応え。
チームで成果が積み上がる
ロボ・担当・巡回が噛み合い、クレームゼロ更新やKPI達成で喜びを分かち合える。
専門性が価値になる
素材学・衛生学・安全管理・データ読解…**“クリーンエンジニア”**として成長できる。
人流センサーでトイレ清掃をオンデマンド化 → 紙切れクレーム半減、作業時間も15%短縮。
希釈ミス対策の“キット化”(計量カップ+色分けボトル) → 皮膚刺激ゼロ・床白化ゼロを継続。
ロボ×人の分担マトリクス導入 → 床の再汚染時間が延び、夜間人員1名削減でも品質維持。
高接触20点リストを入口・EV・WCに掲示し、頻度×記録を運用。
色分けクロス&モップ(WC=赤/一般=青/厨房=緑)で交差汚染ゼロ。
濃縮ケミカルの希釈表を作業車に常備、ポンプ or カップで誤希釈防止。
ロボの稼働窓を“人の閑散時間”へ固定し、端部・角は人が仕上げ。
写真台帳の三原則:広域→中域→近接、作業前後、日時・担当・薬剤を明記。
臭気の三点セット:床トラップ給水・換気風量・尿石スケールの週次チェックを標準化。
苦情一次対応テンプレ(5分以内の初動・再発防止策の書式)を全員に配布。
苦情件数/1000人来館(臭気・汚れ・水跳ね・騒音)
再汚染時間(h):清掃後→再度“気になる”まで
ATP/細菌数:必要分野での衛生KPI合格率
ロボ稼働率(%)/カバー面積(㎡/日)
希釈誤りゼロ継続日数/薬剤使用量㎡あたり
事故・ヒヤリハット件数(滑り・転倒・薬剤飛散)
CO₂/水使用量の削減率(ESGの見える化)
重要なのは他社比較より自現場の基準線を上げ続けること。測る→直す→もう一度測るのPDCAが王道です。
からだ:軽量ツール、腰高バケツ、押す作業>持つ作業への置換。
こころ:週1の15分デブリーフィングで感情・気づきを共有。
安全:PPE・転倒防止靴・注意喚起サインの徹底、薬剤SDSの周知。
多言語化:ピクトSOP・動画マニュアルで誰でも同品質に。
クルー → エリアリーダー → 班長(品質・安全)→ 係長(シフト・教育)→ 現場マネージャー → 企画/品質管理。
横断スキル:素材・洗剤、SOP設計、データ読解、危機対応、ロボ管理、顧客コミュニケーション。
成果連動契約:面積×頻度から快適・衛生KPIで評価へ。
デジタルQA:チェック/写真/センサーをクラウド連携、監査即応が標準に。
ゼロウェイスト運用:濃縮・詰替・再生資材で廃棄とCO₂を最小化。
分野特化の深化:医療・食品・ホテル・製造で別SOP×教育を磨き続ける。
高度協働:ロボは面、人は目利きと合意形成——人の仕事は“価値判断”へシフト。
清掃業のニーズは、エビデンス品質・オンデマンド運用・安全衛生・ロボ協働・ESG。
その中でのやりがいは、目に見える達成、人の一日を良くする即効性、仕組みで価値を生む面白さにあります。
“きれいを続かせる仕組み”を、今日の一手から。
測り、整え、記録し、伝える。 それが次の時代の清掃です🧽✨
皆さんこんにちは!
有限会社ネットワークサービス、更新担当の中西です。
~変遷~
かつて職場や店舗の清掃は社員・店員が兼務するのが当たり前。道具は箒・雑巾・モップが中心で、見た目の清潔がゴールでした。高度経済成長と都市化でオフィス・商業施設が大型化すると、ビルメンテナンス業として清掃が独立。床洗浄機やポリッシャーの導入で、機械化=スピードと均質化が進みます。
日常/定期/臨時の区分が定着、**作業手順書(SOP)**と頻度表で品質を均一化。
カーペット清掃・ワックス管理が一般化、資機材・ケミカルのラインナップが拡充。
品質は“目視”中心から、光沢・汚れ残存率など定量評価が導入され始めます。
清掃は安全・防災・設備管理と連携し、ビル総合管理の一部へ。
ISO9001/14001の普及で、手順と記録が品質の土台に。
医療・食品・製造では**衛生管理(HACCP/GMP)**対応の清掃が分化。
高所ガラス・外壁・石材メンテなど、素材別プロフェッショナルが台頭。
価格競争だけでなく、再現性と安全を重視する選定へ。
ロボット掃除機・自動床洗浄機が現場に浸透、作業は人×機械の協働へ。
スマホアプリで打刻・巡回・写真報告、ダスト量・稼働ログを可視化。
IoTトイレや来館センサーで**“使われた分だけ清掃”**のオンデマンド化。
目的は“きれいにする”から、**“きれいを維持する仕組みを作る”**へ。
清掃=汚れを除去、消毒=微生物の不活化の役割が社会的に再確認。
高接触部位リスト(ドアノブ・手すり等)と頻度の見直し、換気が運用の要に。
BCP(事業継続計画)と連動し、緊急対応・ゾーニング・PPEが標準装備化。
依頼側も**エビデンス(記録・写真・消毒剤情報)**を重視するように。
グリーンケミカル・濃縮希釈・再生資材で廃棄・CO₂を削減。
水・電力の使用量KPI、マイクロファイバーや節水ノズルなどLCA視点が導入。
清掃は見えない価値(健康・快適・環境)をデータで説明するフェーズへ。
成果連動契約:面積×頻度から、快適度・衛生KPIで評価する契約へ。
オンデマンド運用:センサー・人流データで必要箇所を必要なだけ。
ロボティクス常用:広域・反復作業はロボ、仕上げと目利きは人。
分野特化の深化:医療・食品・ホテル・製造・学校で異なるSOPを設計。
人材の専門職化:素材学・衛生学・安全管理・データ読解を備えた**“クリーンエンジニア”**へ。
〜1970s:内製中心 → ビルメン誕生、機械化の始動
1980–90s:アウトソーシング普及、SOPと定期清掃の標準化
2000s:品質マネジメント・分野特化・安全重視
2010s:デジタル化・ロボ導入・可視化運用
2020s–:感染対策・ESG・オンデマンド・成果連動
高接触20点リストを入口・WC・EVで掲示、頻度×記録を運用。
濃縮ケミカルの希釈表を作業車に常備、ポンプ or 計量カップで誤希釈ゼロ。
動線別クロスの色分け(WC・一般・厨房等)で交差汚染防止。
ロボ×人の分担表:ロボ=広域/人=仕上げ・端部・目視検査。
写真台帳の三原則:広域→中域→近接、作業前後、日時・担当・使用剤を明記。
苦情ゼロ運用:臭気・音・水跳ねの定点チェックを開店前/昼/閉店後でルーチン化。
苦情件数/1000人来館(臭気・トイレ・床汚れ)
再汚染時間(清掃後→再度気になるまでの時間)
資機材・ケミカル使用量/平米(濃縮・節水の効果を可視化)
ロボ稼働率・充電回数・カバー面積
事故・ヒヤリハット件数(滑り・転倒・薬剤飛散)
衛生KPI(ATPふき取り・細菌数)※必要分野で
重要なのは“他社比較”より、自社現場の基準線を上げ続けること。データ→是正→再計測のPDCAが王道です。
清掃業は、
内製の雑務 → 標準化された専門職 → データと衛生の科学 → ESGと成果連動
へと進化してきました。
これから選ばれるのは、衛生・快適・環境を数値と仕組みで提供できるチーム。
ロボットと人の強みを掛け合わせ、“きれいが続く”運用を設計する——それが次の時代の清掃です